団塊世代頼りの民進党は団塊の寿命と共に消え失せる まさに時間が解決

産経新聞の世論調査によれば、民進党支持と回答した人の世代別内訳をみると60歳以上が62%も占めていたようです。これは支持者の2/3が60歳以上なのが民進党だということです。団塊世代の人数は年々寿命で激減していっていますから民進党が今後どうなるか想像するとかなり期待が持てます。最悪政党要件を失って消滅、良くて吸収されて終わりでしょう。

あの池上彰氏も団塊世代です。自民党をひたすら叩いて、毎回番組に呼ぶのは旧民主党、民進党、自民党の中で左翼だった元自民党議員と非常に偏ってるだけあります。

10,20代男性の自民党支持率62.5% 民進党支持率はたった1.4%

前々から定性的にわかっていたことではありますが、産経が世論調査で定量的にデータを示してくれたことはありがたい限りです。

逆に自民党ではじわりと60歳以上の比率が下がっている。裏を返せば現役世代の比率が増えたと言え、今回の調査では特に男性10・20代で極端な数字が出た。62・5%が自民党支持と答え、民進党支持はわずか1・4%だった。(産経新聞2016年12月21日 http://www.sankei.com/politics/news/161219/plt1612190048-n2.html)

まだまだ先の人生が長く将来有望な10代20代で自民党支持が62.5%というのは非常に歓迎できることです。さらに民進党支持率がたった1.4%。全世代平均の9.2%と比べたら、いかに団塊世代が民進党の支持率を押し上げているかがわかるでしょう。

なぜ10,20代男性が重要なのか。それは男の方が政治的関心が高く選挙に行くからです。

女性は政治という分野自体を嫌っているフシがあるので、政治的関心層としてマジョリティである男の方が重要です。

ちなみに自民党にとって最も望ましい投開票日は12月24日です。

なぜなら今は彼氏もいない独身女性が多く、彼女たちはクリスマスの時期に一人で外に出たがらないため投票にすら行かない、行く精神的余裕すらないので、そんなのを気にしない男性の投票者数の方が自然と増えます。これは自民党の得票率増加に直結します。

さらにこの上なく歓迎すべきことは、10,20代男性はこの先が長くこれから活躍していく世代だということです。そして毎年新たに17歳が18歳になり、選挙権を持つ若い世代が誕生していますが、若ければ若いほど自民党を支持しているという非常に好ましい傾向があります。

さらに歓迎すべきことは、団塊世代は放っておくだけで日に日に少数派になっていくということです。それは民進党シンパが減少していくことを意味します。

団塊世代が負ける日本と、団塊世代が勝つ欧州

欧州は団塊世代がEU離脱を支持し、英国の若い人は憤っているようです。かわいそうだなとは思います。しかし欧州の不幸は、日米主導の経済的プレゼンスが高まるので日本にとっては朗報です。

日本の状況が素晴らしいのは、若い世代ほど安倍政権と自民党を支持し、団塊世代ほど支持しない安倍政権が長期にわたって続き、無難にいけば2021年9月まで安倍政権が続くことです。

2016年12月の時点で、まだ安倍政権が折り返し地点にすら到達していないということも素晴らしいことです。まだこれから半分以上安倍政権が続くと見込まれています。

欧州では若い世代が支持しないEU離脱が進み、ドイツの難民受け入れのメルケルが政権をとっている。逆に日本は若い世代が支持する安倍政権が長く台頭していて支持率も高い、これは歓迎すべきことです。

時間が経過するにつれて更に若い世代が選挙権を得るので自民党支持率、特に安倍首相が属する清和政策研究会(細田派)のような自民党の中でも最も右派に属する保守勢力への支持が多くなっていきます。逆に民進党や共産党や公明党のように団塊世代以上が支持する政党は時間が経つにつれて、団塊世代の人口減少で自然と弱体化していきます。

安倍政権批判というより否定の急先鋒として知られる瀬戸内寂聴の言葉を借りるなら、民進党の崩壊は「時間が解決してくれます」というものです。実は瀬戸内寂聴が主張することは自民党の助けになっているという面白さがあります。