極右のバノン氏失脚、本来なら喜ぶはずのサヨクが意気消沈 朝鮮戦争開戦と米国TPP入りの土俵が完成

「米国は他国に関与せず自分の国のことだけ考えていればいい」というモンロー主義の権化だったスティーブン・バノン氏が失脚しました。

男尊女卑であるトランプ氏をみごと大統領に就任させた功労者であり、移民流入阻止、パリ協定の脱退など好ましい功績を残してきた一方、「北朝鮮への軍事攻撃はない」、「他国から米軍を撤退させるべき」というサヨクを喜ばせる発言を最近繰り返したことからクビになったわけです。

トランプ政権は3人の元軍人が参謀として支えています。それはバノン氏がクビになるのも当然です。

パリ協定脱退、移民阻止は高く評価できるバノン氏

バノン氏が実現化させた政策の中で私が支持しているのは、移民阻止という排外主義と、「CO2のせいで温暖化は嘘」であることを行動で示したパリ協定脱退です。

米国が移民阻止を行えば行うほど、日本でも同じ政策が取りやすくなります。米国は世界の潮流を作ってくれる船頭のようなものです。フェミニストの急先鋒だったヒラリー・クリントンを男尊女卑のドナルド・トランプが破ったことで、その後の世界各国では女性の敗北が相次いでいます。

米国が移民阻止を推進すれば日本でもシナ朝鮮人の排外主義をより強化させることができます。

この点においては、今回のバノン氏失脚は日本にとって好ましくありません。

しかしバノン氏は「北朝鮮への軍事攻撃に反対」、「他国から米軍を撤退させるべき」という日本の保守層からみて許容することのできない政策を主張していました。

このような経緯から、朝鮮戦争が起きてほしくない日本のサヨクは、「極右」であるバノン氏を支持してきたわけです。朝鮮戦争が再開されたらシナ朝鮮人が大量に死ぬことになる上に、日本が軍拡する口実となってしまうからです。

私は朝鮮戦争が再開されることを大きく期待しています。軍需株が上がるという個人的利益の観点もありますが、日本の軍拡に貢献し、日本のサヨクババアを死滅させる特効薬となるからです。もっとも、彼女たちは本当の意味で高齢ババアなので、放っておけばそのうち寿命で死んでしまうのでそこまで急ぐことでもありません。

TPP離脱に赤信号 ペンス副大統領とトランプ政権の元軍人トリオはシナ潰しのTPP加盟を望んでいる

今回のバノン氏の失脚で心中穏やかでないのは農協です。バノン氏は米国のTPP離脱をトランプ大統領に進言してきた人物であり、TPP離脱をしたときにはバノン氏が「米国の歴史上大きな転換点」と自画自賛していました。

実はペンス副大統領は大統領選前から自由貿易推進派であり、ペンス副大統領どころか米国共和党議員は全員が自由貿易推進派なのです。

今回のバノン氏失脚で「従来の現実的な共和党路線に戻る」と報道されています。これはつまり、ブッシュ政権のようにすぐに戦争を始める好戦っぷりと、自由貿易を推進するいつもどおりの共和党が戻ってくるということです。

TPPというのは対シナを経済的に封じ込めるためのブロック経済です。これは米トランプ政権入りをしている元軍人にとっては好ましい政策です。これからは米共和党議会とペンス副大統領、マティス長官を始めとした元軍人3人がTPPへ戻ることを強くトランプ大統領に要請するでしょう。

米国が自由貿易に逆行していると言われてきたのはバノン氏がトランプ政権内部にいたからです。バノン氏が失脚したことで、米国もEUのように自由貿易推進になり農協にとってまたもやさらに苦しい展開となってきました。

北朝鮮はソウル市に住む1000万人の南朝鮮人を死滅させてくれる究極の親日国

2017年7月の北朝鮮のミサイル発射のおかげで安倍政権の支持率が回復しました。

また北朝鮮の脅威を口実として、安倍政権は集団的自衛権行使を行うための安保法制を成立させました。

また敵基地攻撃能力の保有に向け大きく軍拡へ突き進むことができています。米国は北朝鮮問題を日本以上に深刻に捉えており、米国は日本の軍事的役割拡大に圧力をかけているので、日本が嫌がっても自然と攻撃能力を保有することになります。

これらは全て北朝鮮のおかげです。

さらに北朝鮮がミサイルではなく単なる野砲で砲撃をするだけで、ソウル市の人口1000万人を死滅させることができます。南朝鮮は再起不能なレベルの大打撃を被ることになります。

そして北朝鮮も、南朝鮮のソウル市が滅んだ直後に米軍によって滅ぼされるわけです。

北朝鮮は日本の軍拡のために命をかけてミサイル発射実験を行い、そして命をかけて南朝鮮のソウルを野砲で壊滅させ、最後は米軍に滅ぼされる。米国に最後は潰されることがわかっているのにあえて日本の軍拡をサポートし、日本の製造業と競合する南朝鮮を壊滅させてくれる北朝鮮、これほどの親日国はないでしょう。

よど号ハイジャック事件の頃から、北朝鮮はサヨクのとっての理想郷だと言われてきました。日本を代表するサヨクババアである社民党の土井たか子にいたっては「北朝鮮による日本人拉致は、日本政府によるでっちあげ」とまで言っていたわけです。

このように北朝鮮というのは昔から、朝鮮人が教祖である公明党や、共産党民進党などの日本のサヨクにとって心の拠り所でした。

しかし、実際のところは北朝鮮の核実験とミサイル実験が安倍政権の支持率を上昇させて、北朝鮮の挑発が日本の軍拡を推進しているという事実はサヨクにとってこれ以上ない皮肉です。

日本のサヨクは今の北朝鮮のことをこれ以上ないほど煙たがっているでしょう。日本の保守派は「北朝鮮を許すことはできない」と表向き批判しておきながら、「北朝鮮のおかげで軍拡がはかどって助かる」と内心ほくそ笑んでいるというのが本当のところです。日本のサヨクを滅ぼすのは、身内であったはずの共産主義国の北朝鮮であるというのは非常に面白い皮肉です。