自民党が安倍昭恵のメール全文公表した直後から株価急上昇、メール全容判明で不利になる野党は公表を拒む

昨日2017年3月23日に行われた衆参予算委員会での証人喚問の翌日、2017年3月24日に自民党が自ら、安倍昭恵と森友学園側とのメール全文を公表しました。

これは自民党も野党も既に入手していたものです。

野党はこのメール全文を入手したと自慢げに公言していましたが、それなら公表したらどうだと自民党と言われるも野党は国会での公表を拒み続けていました。

そしてついに3月24日のタイミングで自民党がメール全文を公表しました。

なぜなら証人喚問が終わったタイミングで公表した方が自民党にとって有利だったからです。

このメール全文を読むと明らかに自民党有利、野党不利なものになっています。野党が提出を拒み続けてきたのもうなずけます。

このメール全文は産経新聞も3月24日に入手したようで、産経ニュースで全文が公表されています。

http://www.sankei.com/politics/news/170324/plt1703240043-n1.html

また、いつものごとく捏造改変が仕事である毎日新聞は、「(民進党の)辻元清美議員が情報工作していた」という部分を勝手に削除して掲載しているので、捏造改変されていない産経ニュースのものを読んだほうがいいです。

メール全文が公表されてから株価は大幅上昇

日本の株価指数は前日の米国市場の引け値と、ドル円水準によってほぼ決定します。前日の米国市場が株安で終わり、かつ円高で終わったのならほぼ翌営業日の日本株は株安です。

同じく円高が進んでいる状態かつ、米国株安という最悪の状態で3月24日の東京市場を迎えました。

しかし場が開くと同時に大幅上昇。前場は上昇が続き、後場でも高値を維持しました。

 

これほどまで米国株や為替での悪要因が重なっていたのにもかかわらず、日本株が上昇したのは日本だけの個別要因があったからです。これは紛れもなく安倍昭恵と森友学園側とのメール全文が公表され政治問題の透明化が実現したからです。

まぜ公表されたかというと、自民党側にとってやましいことは何もなかったからです。

逆に言えばこのメールが公になってしまうと野党側としては具体的に追求しようがなくなります。実際に3月24日の委員会質疑でも野党は抽象論で与党政権を追求するしかありませんでした。

野党にとって何も”実弾”がないわけです。

だからこそ野党はせっかく手に入れたメール全文の公表を渋ってきました。

産経新聞は素直に全文公表しましたが、逆に毎日新聞などの左翼メディアは都合の悪い部分は削除して部分的に掲載しているのみです。

自民党はわざと証人喚問が終わるまでメール全文を公表せず、籠池氏から偽証を引っ張り出した

自民党はかなり前からこのメール全文を手に入れてるのは当然です。安倍昭恵氏に提出してもらえばそれで完了するからです。

またメール全文というのは、メールサービスを提供する企業側の協力なしでは改ざんできません。手元のパソコンや携帯端末に保存されているメールなら改ざんし放題ですが、サーバーに置いてある同一メールの内容を書き換えることはメールサービスの運営企業にしかできないからです。

たとえ籠池氏側がメール内容を改ざんしてきたとしても、それは簡単にバレます。

今後は自民党側が持っている安倍昭恵氏側のメールと、野党が手に入れた籠池氏側のメールとの突合作業を検察庁が行うことになるでしょう。

そして自民党はわざとこのメール全文の公表を遅らせました。

籠池氏の証人喚問前に公表してしまったら、相手はこのメール全文の内容を念頭に指し手を変えてくるからです。

このメール全文を公表する前に証人喚問で籠池氏に偽証させ、その翌日に公表することで嘘を暴くことができます。

それでも籠池氏側が強弁するのなら、偽証罪で告訴しあとは検察庁の手に委ねて結果を待つだけです。籠池氏側は芋づる式に訴追されてしまうでしょう。

一方で政府側は誰も法令違反をしてないわけですから誰も起訴すらされません。

もう後は検察庁の仕事で、国会での討論はグダグダの水掛け論が続くでしょう。2015年9月の安保法時は内閣支持率が不支持率を下回っていましたが、1年後には完全に回復しています。

さらには民進党共産党公明党支持者は団塊世代の老人ばかりなので、少しでも選挙は遅い方が老人の寿命が尽きて、若い世代が多い自民党に有利です。2017年に選挙があるのかはわかりませんが、2019年の任期満了が今のところはベストだと言えます。

民進党の辻元清美議員が森友学園幼稚園の敷地内に不法侵入していたことが籠池氏妻からのメールで発覚

毎日新聞がわざと削って掲載していた部分ですが、ここには民進党の辻元清美議員が森友学園が運営する幼稚園の敷地内に無断で不法侵入していたことが記載されています。

民進党はこの部分について「虚偽」だとヒステリックに叫んでいますが、この部分については確実に「事実」だと言えます。

民進党や共産党などの反社会的勢力は常に嘘をつくため、彼らの逆が真ということはこれまでの行動から明らかですから、彼らが言う安倍昭恵の働きかけは「嘘」であり、彼らが否定する辻元清美議員の不法侵入は「事実」ということになります。

自民党を追求するつもりが、民進党の不法行為まで自ら暴き出してしまったという格好です。