低所得な高齢者が支持層の公明党と共産党 「75歳以上の窓口負担増に反対」公明党71.8%、共産党65.7%と仲良く低所得者同士の価値観の一致が際立つ しかし宗教上の理由で犬猿の仲

産経新聞がまたもや的確で面白い記事を掲載してくれました。

75歳以上の医療費窓口負担が現状1割と軽くなっているものを、自民党が2割まで引き上げようとしていることについての世論調査結果です。

支持政党別では、「原則1割」の回答が公明党(71・8%)と共産党(65・7%)で相対的に高かった。低所得の高齢者が両党の主な支持基盤となっていることが背景にあるとみられる

産経新聞 2019年12月16日 https://www.sankei.com/politics/news/191216/plt1912160027-n1.html

低所得の高齢者が公明党、共産党の主な支持基盤となっていることが背景にあるとみられる」と、公明党や共産党といった貧困層のための政党が必死に隠そうとしている事実をあっさりと書いてしまうあたりがさすが産経です。

公明党、共産党ともに「低所得者・資本主義の負け組に寄り添うべきだ」という同じ価値観を信仰している

公明党も共産党も同じ「低所得者に寄り添う価値観」を信仰しています。まるでイスラム教とユダヤ教がともに同じ唯一神ヤハウェを信仰しているかのようです。しかし、皆さんよくご存知のとおり公明党と共産党は犬猿の仲です。これは公明党も共産党も「低所得に寄り添う価値観」では一致しているものの、単なる教義の違いにより激しく対立しているためです。これも教義の違いにより宗教戦争を繰り広げるイスラム教とユダヤ教と非常に似ています。

共産主義は無宗教を標榜していますが実際は「富裕層嫌い・高学歴嫌い」の宗教です。

毛沢東は高学歴・高所得のエリートを嫌い、政府職員に高学歴エリートを見つけては「お前は低所得者を見下している。僻地の農村に行って貧乏を体感してこい」と徹底的に左遷しました。

その結果、支那の中央政府に計画経済を担う職員がいなくなりました。

社会主義や共産主義で採用している計画経済では数理モデルで適切に需要を見積もり、その需要にあわせる形で供給量を調節する必要があります。しかし高学歴のエリートを田舎の農村に追いやり、高学歴である必要がなく中卒の土方でもできるような作業をやらせてしまったため、中央政府で計画経済の見積もりができる人材がいなくなり、左遷されなかった非エリート職員が適当な見積もりをした結果、供給すべき食糧の量を過小評価してしまい数千万人のオーダーで大量の餓死者を出しました。

そして創価学会も同じく低学歴・低所得者の集合体です。創価学会のような新興宗教は、親族が犯罪者になったり、中卒で暴走族に入ったり、離婚を重ねて母子家庭になったり等の問題をかかえている家庭を察知し、声をかけて勧誘することで学会員を増やしてきました。

物理学者アルバート・アインシュタインは「宗教とは心の弱さの現れ以外の何ものでもない」と発言していますが、創価学会にはまさにその「心の弱さ」につけこんだ貧困ビジネスだと言えるでしょう。

結果的に創価学会員は低所得・低学歴ばかりとなっています。

公明党は池田大作を崇拝し、共産党はマルクス・レーニンを崇拝するという教義の違いで対立している

公明党も共産党もともに「低所得の負け組に寄り添うべき」といった価値観では一致しています。

しかしその実現のための教義の思想で完全に対立しています。

創価学会は日蓮正宗から破門され、現在では仏教というよりも、植物人間と化した在日朝鮮人である池田大作のファンクラブになってしまっています。その創価学会の政治部門が公明党です。

一方で、共産党の場合はマルクス・レーニンの教義が崇拝の対象です。

両者には「低所得の負け組に寄り添うべき」といった価値観意外にも共通点があります。

それは「支持者が超高齢者ばかり」という点です。

まず公明党の支持母体である創価学会については、既に昭和の時代の時点で池田大作のファンクラブの側面が強くなってしまったため、池田大作が高齢になるにつれて人前にでてくる場面が減っていきました。特に2010年を最後に一切表にでてこなくなってしまったことで若手信者が池田大作を目にする機会が無くなりました。若年層から見れば単に「聖教新聞でよくみかけるおじさん」といった認識です。

創価学会においては教祖に強く依存した属人的組織になってしまっており、これが創価学会員の高齢化の主たる要因です。池田大作と信者が接する機会がなくなったことで若者が離れているわけです。

共産党も公明党も暴力団(反社会的勢力)ですが、警察は暴力団の事務所を使用禁止にすることで暴力団の弱体化をはかっています。暴力団事務所を使用禁止にすると組長、若頭、若頭補佐といった幹部と若手が面会する場面が減ります。こういった「幹部と面会」することで暴力団というのは士気を高めています。これは創価学会でも同じで、創価学会は池田大作のファンクラブなのに池田大作が表に出てこなくなってしまったことで若手の士気が下がっているわけです。高齢者は昭和の時代の記憶があるので現在でも熱心ですが、若年層はそうではありません。特に一度も池田大作を見たことがないような若手をつなぎとめることに失敗しているのが今の創価学会と公明党です。

さらに共産党については「共産主義の敗北と失敗」によって若年層が離れています。ソ連が崩壊するまでは社会主義やその理想形の共産主義の成功を信じる共産主義者が数多くいました。しかし、ソ連崩壊により資本主義陣営の勝利が確定的となり、社会主義や共産主義は「失敗の烙印」を押されました。

昭和の全共闘世代に青春時代を過ごした老人は、「彼らにとっての古き良き時代」の記憶があるため、懐かしんで今でも共産党を支持しているわけです。しかしソ連崩壊後に生まれた世代にとってはそんな記憶なんてないので、「共産主義はキチガイ」という認識になります。

これは「なぜ今の東大生は自民党を支持するのか」に繋がってきます。

このように、今の公明党や共産党は高齢者ばかりに支持される政党になってしまいました。時間が経過するにつれて老害は死んでいくので、「(サヨクの死は)時間が解決してくれます」(瀬戸内寂聴)との格言のとおり、自民党支持者としては単に時間が過ぎるのを待ってるだけでOKです。