ダイナースクラブカードの会報誌特集が築地 2016年10月号

ダイナースクラブカードを持っているとほぼ毎月会報誌が送られてくるのですが、2016年10月号の巻頭特集が築地でした。

いま築地と言えば豊洲への市場移転で大いに政争の具になっており揉めに揉めています。

普通ならとにかく稼ぐことを目標に活動している民間企業は、より多くの顧客に満足してもらえるようにこういった政局色の強い事項は避けたがる傾向にあります。

ダイナースクラブカードの保有者の中には小池百合子知事支持で豊洲移転反対の人も居るでしょうし、豊洲移転の問題化は都知事が単に都議会を叩きたいからアラ探しをして俎上にあげているだけであり、さっさと豊洲移転を完了してほしい人もいるでしょう。実際に盛り土かどうかは安全性で何の問題もなく、コンクリートでフタをしている方がむしろ安全であり、リトマス紙で強アルカリ性とか言われてますがコンクリートまわりの水は普通強アルカリ性になるのです。本当に汚染水が地下にあったら、防護マスクもなく立ち入れる状態ではありません。

よって豊洲移転問題は私は単なる小池百合子知事が都議会自民党を吊るしあげたいということ、次の都議選で有利にすること、衆院補選で存在感を示したいという個人の自己利益で問題化しているに過ぎないということです。

このような世論を二分する問題を会報誌の特集にあげることは私だったら却下します。

ですが前もって特集は組んでいるはずですし、おそらく今回のように豊洲移転問題が表面化する以前から準備していたのでいまさら取り下げるわけにはいかなかったのでしょう。

もしくは注目を浴びている今なら逆にプラスの効果があるかもしれないということでリスクを承知て賭けに出たのかもしれません。

いつもはスルーしてしまうダイナースの会報誌、今回はつい目に留まって中を読んでしまいました。