ようやくまともな意見がでてきました。
二階俊博幹事長が自民党総裁任期を1期延長し3期連続で就任できるよう党規則改正を推進しています。
これに反対しているのは石破茂氏。あと小泉進次郎氏。
この2人は石破派です。石破氏は派閥反対を長年標榜しながらも、なんと自ら「勉強会」という名目で派閥を立ち上げてしまいました。
あとは野田聖子氏。彼女は「南シナ海は日本と無関係」と仰天発言をしたせいで一時は彼女の推薦人になった人でさえ唖然としたらしいのでもう無理でしょう。
あとは岸田氏ですが、彼は禅譲を狙っています。安倍さんのいうことを聞いておいて正式に後継者指名されることを期待しているので総裁任期延長にあからさまな反対はしないのではないでしょうか。
本当に年内に結論がでたら大したものです。二階氏は私と根本的に政治的な主義主張が異なりますが、今のところ安倍さんを裏切っていないこと、しっかりと結果をだすことから一応の評価をしています。
そして本日、古屋圭司議員がそもそも多選を制限するのはやめて何期でも連続してできるようにしていいんじゃないかと発言しました。
同じく議院内閣制を採用しているイギリスやドイツが何期でも就任できるからです。実際にメルケル首相は今の期で12年首相をやることが確定しています。
議院内閣制は首相は議会に対して責任を負っているので、議会の信任がなくなったら辞任しなくてはなりません。実際にそれで民主党政権下ではたった1年しか務められない首相が3人も出てきました。
議院内閣制は首相がダメだとわかったらさっさとクビにできる優れた制度です。なら総裁任期の多選を制限しなくても、ダメだったらそもそも続投できないんだから、議会の信任がある限りは有能な首相に続けてもらうのが筋ではないかと古屋圭司さんは言っているわけです。
私はこの古屋案で自民党の規則が改正されることを期待しています。そうすれば安倍総裁は4期連続、2024年までの安倍内閣が視野に入ります。