池上彰氏、米大統領選でも逆神ぷり発揮「トランプ勝利は100%ない」

池上彰氏はテレビ東京の番組によく出演していますが、彼は金融資産運用のシグナルとして有能です。

シェールガスをゴリ押ししたとたんにシェールガス企業が大量倒産。

社会主義国のベネズエラを大絶賛特集したとたんにベネズエラの内政が大混乱と、実例に事欠きません。

つまり池上彰氏は、曲げ師、逆神として極めて有能なのです。

曲げ師とは相場を曲げてしまうという意味の金融市場の俗語であり、その人が買った株は必ず下がる、その人が売った株は必ず上がるといった逆現象がみられるときに使います。

正確に言えば、池上彰氏には相場を動かすほどの力はないので、「シェールガス企業が大量破綻する」という将来起こることが確定している出来事を「池上彰氏の引きの強さでゴリ押ししてしまう」という順序が正しい見方です。株についても、株が今後下がることを無意識のうちに察知して、なぜか買ってしまう人を曲げ師や逆神といいます。

池上彰氏「トランプ当選はありません」

これはジャーナリストの限界を示したと言えるでしょう。

今回、マスコミが米大統領選の帰趨を見誤ったのは、トランプ支持者がマスコミに誠実な回答をしなかったからです。

トランプ支持だけどクリントン支持だと嘘を付く、あるいは取材自体を拒否する。

これは当然であり、普段からマスコミが国民に誠実でないのですから、そのしっぺ返しとして誠実な取材回答をしなかったわけです。

クリントン陣営が「トランプ氏支持は、低学歴、低所得の嘆かわしい人達」と嘘のレッテル貼りをしたことも世論を拾えなくなった原因です。

そんなレッテル貼りをしたらトランプ支持なんて回答する人は当然減ります。ヒラリー・クリントン敗北は自業自得とも言えるでしょう。

同じく池上彰氏も、同じジャーナリストとして米国の正確な世論にアクセスできなかったようです。もはやジャーナリストは国民目線でもなんでもなく、上から目線で勝手にものを言って飯を食っているならずものであると日米両国で見なされているのでしょう。

池上彰氏が安倍首相や自民党をプッシュし始めたら自民党は失速の危機 株を売却するシグナルに

自民党が大敗すれば株価は確実に下がります。自民党の衆院議席占有率と日経平均株価・TOPIXは完全に正の相関関係にあるといってもいいです。

ならば自民党が選挙で勝つかどうかを、池上彰氏の挙動で判断することはとても有益であり、統計的に有意であると言えるでしょう。

選挙特番で招くのはいつも自民党陣営だとしても元議員としては安倍首相批判の急先鋒である極左の中川秀直、現役議員としては安倍首相の政敵である石破茂です。完全に安倍首相と正反対の主義思想を持つ人物しか呼ばず、安倍首相に賛同的な出演者は毎回ゼロです。

他には民進党をプッシュしている人物ばかりを取り揃え、自民党に賛同的な出演者はゼロです。ここまで露骨だと何をもって中立的な報道なのかと思いますが、池上彰氏は端っから報道の中立性を担保する気はありません。

池上彰氏が民進党をゴリ押しして、安倍政権の政策や自民党を批判的に報じてるうちは自民党は安泰です。すわなちそれは株式市場が安泰であることを意味します。

逆に池上彰氏が自民党をゴリ押ししはじめたらかなり危険水域です。手持ちの株をすべて手仕舞うことを考えてもいいでしょう。逆にそれをチャンスに変えるのなら、恐怖指数ETFを買ったり、ベアETFを買い持ちしてもいいかもしれません。

今後も池上彰氏の報道からは目が離せません。