2017衆院選、公明党と共産党は仲良く比例で敗北し惨敗か 護憲票は立憲民主党に集約

公明党と共産党は全く政策が同じです。

公明党は「違う」と言うでしょうが、それは自民党と連立を組んでいるから主張を捻じ曲げて意思表示しているだけです。

連立を解消したら本性を現して共産党と同じことを言い出すでしょう。

立憲民主党と共産党の存在を煙たく思っている公明党

普段は冷静な公明党山口那津男代表でも、共産党を批判するときにはつい冷静さを欠いてしまいます。共産党は公明党にとって宿敵であり、目の敵にしていると言えます。

公明党と共産党の共通点は、低所得・低学歴といった属性の支持者によって支えられているという部分です。

つまり限られたパイ(支持者)を奪い合っているのが公明党と共産党です。

そしてそこに立憲民主党が新たに参戦してきました。

今回共産党は立憲民主党に比例を奪われて5議席減と言われているほどです。

そして公明党も立憲民主党に比例を奪われて比例を減らすのが確実な情勢です。

公明党の山口那津男代表は立憲民主党のことを「一見、民主党」のように痛烈に批判しています。どちらかというと希望の党よりも立憲民主党に対する批判の方が目につきます。

公明党にとっては、改憲派の希望の党とは支持者の奪い合いで競合しません。競合するのは、公明党と同じく護憲政党である立憲民主党です。

立憲民主党は「当選するためなら何でもあり」の醜い争いから一線を画し、筋を通したことから幅広く支持を獲得しています。

自民党だって筋をまげて政策があわない公明党と組んでいますし、公明党からしても小選挙区の9議席を自民党から明け渡してもらうために筋を曲げて自民党と組んでいます。

そうなると日本の国政政党は筋を曲げている政党だらけです。そんな中で唯一そのような”醜い寄り合い”をしなかった立憲民主党は、赤穂浪士のような筋を通すことが大好きな高齢者から強く支持されているのでしょう。

当然、立憲民主党が提示する政策は問題外なので私は全く支持しませんが、自民党に擦り寄るために政策を捻じ曲げている公明党や、手のひらを返した民進党議員だらけの希望の党よりはかなりまともな勢力です。