沖縄県宮古島市長選挙で自民系の現職が当選したことに引き続き朗報が飛び込んできました。
翁長沖縄県知事の側近である安慶田(あげだ)副知事が辞任を表明しました。
宮古島市長選挙で自民系が当選したおかげで軍事基地の造成がスムーズに行く期待が出た中、立て続けに防衛省にとって追い風のニュースです。
翁長知事は既に折り返しを迎えており、残りの任期の間に米軍基地移転に目に見える進捗があるとなると、翁長知事はそろそろ政治生命を絶たれそうです。
2017年になってから左翼にとって嬉しくないニュースばかりです。私としては英国メイ首相が表明したEU強硬離脱がまさにトランプ政権発足の流れと相まって今のところ最高のニュースでしたが、今回の辞任劇もまずまずの出来です。
「翁長知事に迷惑はかけられない」は言いわけ
安慶田副知事は本当に不正をやった自覚があるからこそ辞任を表明した
安慶田副知事は、確実に痕跡の残る手段で沖縄県教員採用試験において不正を要請していました。受験番号を書いた紙を渡していたそうなので、自筆だとしたら完全に”詰み”です。
このようなことをすっぱ抜いたのは、翁長知事や安慶田副知事という上司の汚いやり方が気に食わない県職員がいたからこそです。地方自治体というのは国とちがってまともな職員は少ないですが、一部にはこのようなまともな職員がいるということです。
翁長知事からしてみたら部下が裏切ったと認識していることでしょう。非常に馬鹿げた知事です。
また安慶田副知事は辞任をしたことで、採用試験で不正を行うことを職員に要請したという報道を「追認した」ことになります。つまり不正を認めたということです。
不正だと知った上で実際やったということで、これは悪意だったということになります。
「これ以上県政を停滞させて翁長知事に迷惑はかけられない」というのは後付の言いわけです。彼の性格からいって、悪いという自覚がないのなら舛添元知事のように堂々と居座るでしょう。舛添は一般常識からみて不誠実なことをしていましたが当人は完全に正しいことをしていたと認識していたからなかなか辞任しなかったわけです。安慶田副知事も不正だという自覚がないならそのまま居座るような人間です。
なぜ今回居座らなかったのかと言えば不正を実際に要請したと自覚しているからに他なりません。
どうやら沖縄県の条例では特別職の職員が行った不正を罰するものはなく、懲戒処分すらないようです。
安慶田副知事自身は大して痛手はないでしょう。
むしろ痛手を被ったのは米軍や日本国が気に食わないシナ派の左翼だと言えます。そもそも彼らは人生で負けているから左翼をやっているわけですが、2017年になってからも左翼は負け続きであり、どうやら左翼さんの命運は2017年早々既に尽きてしまったようです。