2016年の夏頃まではあれほどまで朝日毎日東京新聞が持ち上げていた「女性政治家の活躍」が、2016年11月の米大統領選挙で一気に暗転しそれは2017年になっても続いています。
少し前に「女性政治家受難の時代」という記事を、フジサンケイビジネスアイ(SankeiBiz)の社説を引用する形で書きましたが、その法則が今回も妥当しました。
第二次世界大戦以前から、「女がリーダーとなった組織は国・企業問わず必ず没落する」と明言する著作物があったくらいです。
国については以下列挙していきますが、民間企業においても大量情報漏えいでキャリアに傷がついた米YahooCEOや、大塚家具を引き継いだものの父親が新たに作った新会社にすら負けているという赤字垂れ流しの大塚久美子、キュレーションサイト問題を引き起こしDeNAの株価を暴落させている南場智子といい実例に事欠きません。
2016年はテレ朝・TBS・朝日新聞・毎日新聞・東京新聞などの左翼メディアが嬉しそうに唱えていた「世界で相次いで誕生する女性のリーダー」
2012年12月に当選した南朝鮮のパククネ、2013年12月に再任されたドイツのメルケル、2016年7月に就任した英国のテリーザ・メイと世界各国で女の首長が誕生しました。
しかも2016年は米国大統領選がある年でもあり、ヒラリー・クリントン勝利が確実視されていたため、、日本のテレビ朝日、TBS、テレビ東京などは「世界で相次ぐ女性のリーダー誕生」と嬉しそうにババアをゴリ押ししていたわけです。
そして、誰もが確実だろうと疑わなかったヒラリー・クリントン大統領誕生こそ、これらの左翼メディアにとっては「世界で相次ぐ女性のリーダー誕生」「女性の活躍」の集大成とも言える大事業だったわけです。
ヒラリー・クリントン落選で一気に崩れた「女性の活躍」
米国の大統領選投開票日当日までが、世界中で吹き溢れた「女性の活躍」のピークでした。ここが左翼ババアの脳内最盛期といってもいいでしょう。
つまり左翼の頭の中では既に「ヒラリー・クリントン大統領」が誕生していたわけですが、そのような妄想状態が「女性の活躍」のピークだったということです。
これはドナルド・トランプ勝利により一気に吹き飛び、その後世界中で「女性が敗北」が相次ぐことになる大きな分水嶺になりました。
さすが米国は年間60兆円近い世界最大の軍事予算と、その軍事力に裏付けされる基軸通貨を持っているだけあって、米国の出来事は世界中に波及します。
このヒラリー・クリントン敗北、ドナルド・トランプ勝利が、この先立て続けに起きる「女性の敗北」の決定的な第1敗目となりました。
南朝鮮のパククネ失脚、女性の”活躍”が一転して女性の”被疑者”に
左翼メディアは南朝鮮のパククネを持ちだして「お隣では女性が一国のリーダーをやっている。日本も見習え」とひたすらゴリ押ししていましたが、まさかその女性のリーダーが逮捕・起訴までされてしまうとは日本の左翼メディアは思ってもみなかったでしょう。
まだ有罪とはなっていませんが、おそらく有罪が確定しパククネは”被疑者”から”前科のついた犯罪者”に格上げされる見通しです。
朝日新聞・毎日新聞・テレ朝・TBSあたりが毎日吠えていた「お隣の女性のリーダーを見習え!」は、一国のリーダーは犯罪者になるべきだと言いたかったようです。
この南朝鮮パククネ失脚が「女性の敗北」の2連敗目です。
フランスのマリーヌ・ルペン落選 いわゆる極右の敗北で大喜びのはずが「女性の敗北」で歓喜できなかった左翼メディア
マリーヌ・ルペン氏は極右というレッテルを貼られ左翼メディアから目の敵にされていました。当然左翼としてはマリーヌ・ルペン敗北を喜ぶべきなのですが、左翼にとって不幸だったのはマリーヌ・ルペンが女でありマクロンが男であったことです。
もし左派の女候補が右派の男候補に勝利して女のフランス大統領が誕生していたら左翼は大喜びしていたでしょうが、実際は中道派の男の大統領誕生になってしまいました。
ここが「女性の敗北」の3連敗目です。
そして英国のメイ首相率いる保守党の過半数割れ これも保守派の負けだから左翼メディアが喜ぶはずが「女性の敗北」で喜べず
しかも左翼が大好きなEUが期待していたのは保守党大勝
2017年6月9日に、英国首相を務めるテリーザ・メイ率いる保守党は庶民院選挙で単独過半数すら取れず敗北しました。
日本だったら衆院単独過半数を自民党が取れなかったというレベルです。
今回日本の左翼にとって都合が悪かったのは、保守党が勝っても労働党が勝ってもEU離脱は既定路線だったということです。労働党はEU離脱に反対していないどころか推進するつもりです。
さらには日本の左翼メディアが大好きな”EU”が望んでいたことこそメイ首相が率いる保守党の大勝でした。つまり今回の選挙はEUの思い通りにならなかったということです。この点において日本の左翼は今回の英国選挙のメイ首相敗北を喜ぶことができません。
さらにはまたもや「女性の敗北」の実例が一つ増えてしまったことでも左翼は喜べないわけです。
本来ならば日本でいう自民党や、米国でいう共和党に相当する英国の保守党が負けたのですから、日本の左翼は歓喜すべきですが、女性の敗北という観点と結局はEU離脱するという点で喜べないのが現実のようです。
これで「女性の敗北」は4連敗目となりました。
5連敗目として有力候補の独メルケル首相
再任で15年政権狙うも支持率低迷で2017年で終わりか
「女性のリーダー」は既に4連敗が確定したわけですが、5連敗目として有力候補なのがドイツのメルケル首相です。
彼女は現在の期で最後と表明し連立を組みました。今期限りでメルケル12年政権が終わる予定でしたが、途中でもう3年やりたくなったらしく15年政権を狙っているようです。
これは2017年の選挙でメルケル首相率いる政党が勝てるかどうかにかかっています。現在の大方の予想としては、メルケルの移民政策のせいで治安が大幅に悪化したという認識が大半であることから、敗北し失脚することが濃厚になっています。
もしメルケルが退陣したら「女性の敗北」の5連敗目となります。
世界中の左翼が望む”女性の活躍”の最後の希望は日本国民進党蓮舫代表の内閣総理大臣就任
ここは明らかにネタ扱いなのですが、もはや世界中のリベラル左翼が期待する「女性が国の代表を務める」を実現できるのは民進党の蓮舫代表しかいません。
実現は簡単です。次の衆院選で自民党が単独過半数割れするか、より確実にするなら自民+公明+維新で過半数割れすれば蓮舫氏が内閣総理大臣に指名されるでしょう。
そうすれば世界中で相次ぐ「女性の敗北」の流れを転換させ一気に「女性の活躍」にもっていくことができます。「女性の敗北」を決定づけた無能のヒラリー・クリントンと対比され、有能な蓮舫として世界中のリベラル左翼から絶賛されることでしょう。
蓮舫においてはなんとか民進党代表を引きずり降ろされないよう踏みとどまり、次の国政選挙まで党代表としてご活躍されることを心からお祈りいたします。