小池百合子、リーマンショック前に大量発生していた頭の弱い意識高い系コンサルが好んで使う「シナジー効果」「パラダイム」を未だに愛用

小池百合子は横文字用語を愛用しています。いわゆる外来のカタカナ語です。

単なるカタカナ語ではないのは多くの人も気づいていると思いますが、小池百合子が使う用語には共通点があります。

それは2009年より前、リーマンショック前に大量にいた「意識高い系の頭が弱いコンサルタント」が好んで使っていた用語です。

2009年以前は東大でも文系理系問わず、経営戦略コンサルティングが就職先として大流行していた頃です。

そのときその場限りの流行にのって経営戦略コンサルティング業界に行ってしまった人は、30歳になっても丁度1000万円の年収を貰えるかどうかという、はっきりいって東大を出た人から見ると相当低所得なレベルまでコンサルティング業界は没落してしまっています。東大理系卒(しかも理系修士まで出てる人)なのに貧乏になっているということです。

「フェルミ推定」だとかが流行ったのもその頃です。

「地頭が良い」という言葉が流行ったのも同じ頃です。

さすがに今となっては大学同期でこのような痛々しい用語をドヤ顔で平然と使っている人は見かけません。

しかしこのような意識高い系は未だに多くいます。当時は東大にもよく居ましたが、今ではそれがマーチレベルまで「意識高い系用語使用層」が落ちてきています。現在ではマーチレベルの学生や、マーチを卒業したおっさんがよく使っています。

マーチの一つである青学在学中に意識高い系をこじらせて起業してしまい、丁度卒業後にリーマンショックにぶちあたり、未だにうだつが上がっていない30代のおっさんがネット上で「人脈は宝」「Win-Win」とドヤ顔で豪語してしまっている有り様です。

小池百合子も全く同じです。

10年前だったらまだしも、そのような用語を2017年において未だに使っているのは「痛々しい」ということに小池百合子は気づいていないようです。

本人は「いかにも優秀そうに見えるこんな用語を使っちゃってる私すごい」と、そのような用語を使うことが格好いいと本気で勘違いしているようで、冷静に客観的にみたら白けられているということに気づいていないのが笑えます。

小池百合子は独裁なので、アドバイスしてくれる有能な側近がいないようです。言いたくても言えないのでしょう。

安倍首相と小池百合子の差は、側近に自由に進言させているかどうかです。安倍首相は多少耳に痛いことでもしっかり発言させる環境を整えています。

小池百合子が側近に意見するのを許していないというのは、頭の弱い用語を記者会見で連発していることからも自明です。