再集計が差止めされてトランプ勝利が確定した途端に黙りの左翼メディア

AP通信によると、ウィスコンシン州とペンシルバニア州と同じく、ミシガン州(選挙人数16)で請求されていた大統領選再集計を、ミシガン州連邦地裁判事が差止める決定を出し、トランプ氏のミシガン州での勝利が最終的かつ不可逆的に確定しました。

これはトランプ氏の勝利を未だに受け入れることができないクリントン支持者の負け組達が、「ミシガン、ペンシルバニア、ウィスコンシンの3州は電子投票だからクラッキングされた可能性がある」と根も葉もない虚言を吐いて訴訟を起こしていたのです。

日本で言うと、衆院選と参院選で自民党が大勝したのが気に食わない負け組左翼が、一票の格差が大きく選挙結果は無効だと訴訟を起こしたものの、裁判所から棄却され、結局は自民党大勝が確定しているのと同じです。米国も日本も変な人は一定数居るものです。

再集計の請求がされると、その後1週間はトランプ氏に異議申し立てが認められるため、実際にトランプ氏は異議申し立てをしていました。今回トランプ氏の異議申し立てが連邦地裁で認められ、トランプ氏の勝利が確定しました。

【トランプ次期大統領】 大統領選再集計を差し止め、ミシガンの連邦地裁

米中西部ミシガン州の連邦地裁判事は7日、大統領選の再集計を差し止める決定を出した。同州でのトランプ次期大統領の勝利が確定した。AP通信が伝えた。

再集計は小政党「緑の党」の大統領選候補スタイン氏の請求で始められたが、トランプ氏側が差し止めを求める訴えを起こしていた。トランプ氏側はスタイン氏の得票率は極めて低く、再集計しても勝利する可能性がないため、再集計を求める資格はないと主張し、認められた。

再集計が請求されたのはミシガンと中西部ウィスコンシン、東部ペンシルベニアの3州だが、再集計が行われてもトランプ氏の勝利が覆る見込みはないとみられている。(産経新聞2016年12月8日 http://www.sankei.com/world/news/161208/wor1612080024-n1.html)

このように米国のAP通信が伝えたものの、なぜか日本では産経新聞しか報道していません。ハッキングされてトランプ氏勝利は無効だと反トランプ派が訴訟を起こしたところまでは日本のメディアは一斉に大きく取り上げていまた。しかし、いざ再集計が棄却されて、トランプ勝利が確定したらいつも通りだんまりだというわけです。

クリントン陣営が乗り気じゃないのは「恥の上塗り」になるから

クリントン支持者は、「なぜクリントン陣営は再集計請求に同調しないのか」と喚いていたようです。これも日本と同じで、左翼同士で内ゲバをやっているのと同じです。米国は後進国ではないのですから、逆転するレベルで集計が誤っていることなんてありえません。

このように選挙結果にケチを付けるのは何の単なる負け犬の遠吠え・悪あがきとしか受け取られないことはクリントン陣営も知っていたので、恥をかくだけの再集計なんてクリントン陣営は同調したくなかったわけです。

日本の反トランプも「再集計に期待」、「トランプが獲得した選挙人の裏切りに期待」 しかし米メディアは「そんなことはありえない」と冷静

トランプ勝利を未だに受け入れることができない愚かなのは日本国内にも大量に居ます。その人達が心の拠り所にしているのは、「結果がハッキングされたことによる再集計」、「選挙人が裏切った例が過去にあるからクリントン勝利まだある」といったものです。

特にこのような主張は槍が降っても自民党には絶対に投票しない自称リベラルの左翼によく見られます。明治大を始めとしたマーチレベル、特に法政大出身者に多いです。

今回ミシガン州でトランプ氏の勝利が確定したため、仮にウィスコンシン州とペンシルバニア州でトランプ氏勝利が覆ったとしても、全米ではトランプ氏勝利が確定しています。今後どう転ぼうがもう結果は確定しているってことです。

さらに左翼の最後の心の拠り所として、「選挙人が裏切って2017年の最終投票でトランプ氏に投票しない」ということを期待しているようです。ですがこれも毎年造反がでても1人いるかどうかで、圧倒的大差をつけて選挙人を獲得したトランプ勝利が覆るなんて米国民すら思っていません。日本の左翼が勝手に願望を言っているだけです。

このようなことを当てにしているのは、「アポロは月に行っていない」と本気で信じてるレベルで馬鹿なことです。

獲得選挙人数はトランプ306人、クリントン232人 たとえミシガン以外のウィスコンシンとペンシルバニアで覆ってもトランプ氏勝利確定

それでも納得できない日本の明治大や法政大といったマーチレベルのかわいそうな左翼のために、最後に数字で示してあげましょう。トランプ氏は現在306人、クリントン氏は232人の選挙人を獲得しています

今回ミシガン州連邦地裁がトランプ氏の異議申し立てを認めて、再集計をしないことが確定し、トランプ氏勝利が確定したわけですが、ミシガン州の選挙人数は16です。この16人のトランプ氏獲得は最終的かつ不可逆的に確定しています。

そしてものすごく低い確率ですが、残りのウィスコンシン州とペンシルバニア州で再集計が行われて、さらにその再集計の結果クリントン氏が勝ったとしても、ウィスコンシン州の8人、ペンシルバニア州の20人がクリントン氏に手に渡るだけです。

つまりトランプ氏からマイナス28人、クリントン氏にプラス28人です。そうなったとしても、トランプ氏278人、クリントン氏260人であり、選挙人数過半数の270人をトランプ氏は余裕で超えています

つまり今後再集計が行われてかつ、ウィスコンシン州とペンシルバニア州の結果が覆ってたとしてもトランプ氏勝利は変わらないわけです。

ですが、そもそも再集計すら行われないでしょう。その先のウィスコンシンとペンシルバニアでのクリントン勝利なんてさらに起こり得ないことです。

未だにトランプ次期大統領の勝利を受け入れることができていない、現実を見ることができない日本の負け組リベラルさんたちはしっかりこの客観的数字を見つめることをおすすめいたします。