前原誠司民進党代表、2017年10月22日に辞任表明 9月1日就任からたった3ヶ月で辞任 12月1日に代表選で枝野幸男新代表が選出

単純な予測記事ですが、前原誠司民進党代表は就任から2ヶ月もせず辞任表明、丁度3ヶ月で辞任となりそうです。

蓮舫前民進党代表が辞任を表明したのが2017年8月27日。ここで民進党代表選の実施が確定しましたが、民進党代表選を日本全国の党員票も集めて行うため一ヶ月も準備期間がありました。

辞任を表明しても蓮舫氏は代表選で次期代表が決定するまで代表であり続けました。それでも辞任表明した「終わった人」に発言力は全くなく、蓮舫はオバマ前大統領のようなレームダックに陥りました。

加計学園の濡れ衣で追求されてしまうはずだった自民党・安倍内閣はうまくこの時期に体力を取り戻しました。

そして2017年9月1日に前原誠司氏が民進党代表に選出され前原体制がスタートしました。

しかし、2017年9月17日早朝に速報が入りました。

2017年10月22日か29日に衆院選を実施するため9月中に衆議院を解散する旨を安倍首相が決断したという報道です。

衆院解散は2018年冬だと思い込んでいた前原代表は大焦りしたことでしょう。

例えるなら、今高校2年で大学受験まであと1年以上あると思ってたのにまさかの来月に受験日が来てしまったという焦り具合です。

2012年の衆院選では野田佳彦代表が辞任、2014年の衆院選では海江田万里代表が辞任、2016年の参院選では岡田克也代表が辞任、2017年の都議選では蓮舫代表が辞任しています。

2017年の衆院選でも前原誠司代表が辞任に追い込まれるのはほぼ確実です。

かわいそうなことに前原誠司氏はたった3ヶ月しか代表をできなかったことになります。

そして次期代表に選ばれるのは普通に考えて枝野幸男氏でしょう。

枝野幸男氏は運が良かったと言えます。

もし枝野幸男氏が2017年9月に代表に選ばれてしまっていたら、2017年10月の衆院選で惨敗して前原誠司氏が新代表に就任していたでしょう。

「負けて勝つ」とはまさにこのことです。

でもこれは「民進党がまだ存続していたら」という仮定の話です。

民進党自体が消えて無くなってしまったら、前原誠司氏が最後の民進党代表になり、次の枝野幸男代表はそもそも存在しないということです。