蓮舫代表、戸籍謄本を開示できず 自民小野田議員との対応の差が露呈

民進党の蓮舫代表が二重国籍問題を放置して勝手に沈静化するのを待っているようですが、またもや再燃してきました。

日本維新の会が徹底的に追求する中、2016年7月の参院選で初当選した小野田紀美議員が、二重国籍であったことを自ら公にしたのです。

これは自民党にとって痛手かと当初思われていましたが、実は自民党にとって追い風となる出来事でした。

小野田議員も女性 蓮舫氏がよく主張する「女性だから自民党は文句を言う」手法は使えない

自民党にとってよかった点は小野田議員も女性議員だということです。

蓮舫氏は追求されると「女性いじめだ」と急に論点をすり替えてまともに答えようとしません。まさにヒステリックに喚き散らして問題をなかったことにするタイプです。

ですが二重国籍だと発覚した自民党の小野田議員も女性。蓮舫氏がいつも使うこのような”居直り”戦術は通用しません。

戸籍謄本の写しをFacebookに公開した自民党小野田議員 対して公開を拒む蓮舫代表

自民党の小野田議員の立派なところは、他人から追求されるまでに自ら申告して公にしたことです。

さらには戸籍謄本の写しを役所から取得してきて、その画像をFacebookに公開しました。

そこには、

国籍選択の宣言日 平成27年(15年)10月1日

と書かれています。

つまり自民党の小野田議員は法令で定められている、「国籍選択をしなければならない」という義務を果たしていたことが明確になったため、完全に合法だということがわかりました。

自民党の小野田議員は米国籍を離脱する手続きを怠ってはいましたが、それは法令上「努力義務」なので違法ではないのです。

一方で蓮舫議員はどうかというと、戸籍謄本の写しを公開をすることを未だに拒んでいます。役所に行けば即時発行してくれるのにもかかわらず。直接行けないなら郵送でも5営業日もあれば自宅に送付してくれるものです。

おそらく蓮舫代表は国籍選択の宣言をしておらず、違法状態が30年以上続いている

先の自民党の小野田議員のように、国籍選択の宣言をしていれば戸籍謄本の写しに、宣言日という日付とともにしっかり記載されています。

小野田議員は2015年に国籍選択の宣言をしているため、2016年の参院選時前に国籍選択の宣言をしているため合法なのです。

ですが蓮舫氏はどうかというと、いまだに戸籍謄本の写しの公開を拒んでいることから、おそらく国籍選択の宣言をしていないのでしょう。

台湾籍を離脱しても、国籍選択の宣言をしていない状態は現在も続いており、その意味では現在でも違法状態が続いています。

戸籍謄本というのは役所が管理しており、原本を取得することはできません。取得できるのは「写し」です。だから民進党の蓮舫代表は、どんなに国会議員としての権利を濫用しても戸籍謄本を勝手に「国籍選択の宣言をした」と書き換えることはできません。

つまり戸籍謄本の写しを開示したらもう蓮舫代表は「詰み」なのです。

自民党の小野田議員のおかげで蓮舫代表が戸籍謄本を開示しない異常さを蒸し返すことができた

これが自民党の小野田議員の功績です。自民党から二重国籍者がでてしまい一時はまずい空気が漂いましたが、しっかり国籍選択の宣言をしており違法ではないとわかりました。

しかも小野田議員は速やかに戸籍謄本の写しを取得しFacebookで誰でも見ることのできる状態で公開しました。

よって蓮舫代表の未だに戸籍謄本を隠している状態がとても異様だと認識されるようになったのです。

小野田議員が米国籍を離脱してなかったのは、ある意味で蓮舫代表を追求するために結果論として自民党にとって好ましいことだったと言えます。

蓮舫代表はこの状態を打破できるか。無理です。戸籍謄本を書き換えることができない以上、国籍選択の宣言をしていないという事実は変えられません。これはもはや時間の問題とも言える地雷を抱えてしまったと言えます。