保守強硬派ボリス・ジョンソンが英首相に就任 ヒラリー・クリントン、蓮舫、小池百合子、メルケルに続く「女性の敗北シリーズ」にまた1つ実績追加

2019年7月24日に英国首相が交代しました。

それまでの女性テリーザ・メイから、男であるボリス・ジョンソンへ交代です。

ボリス・ジョンソンはEUからの強硬離脱を推進するために強硬離脱は議員で内閣を固めました。

実はボリス・ジョンソン政権を発足させた最大の功労者はテリーザ・メイ前首相です。彼女の敗北は無意味ではありません。

むしろ彼女が迷走して負けてくれたからこそ保守党の支持率が下がり、EU議会選挙でファラージ率いるEU離脱党が躍進してしまい保守党が惨敗し、危機感をもった保守党議員&党員がEU離脱強硬派であるボリス・ジョンソンを保守党党首に選んでくれたからです。

ヒラリー・クリントン敗北から立て続けに発生している女性の敗北

2016年当時の政治状況を知らない人向けに説明しておきますと、2016年11月に実施された米大統領選挙の前まではマスコミで「女性の活躍」が持て囃されていました。

今では全く考えられないことですが、南朝鮮のパク・クネまでもが「女性の活躍の代表格」持て囃されていました。

しかし2016年11月の米国大統領選挙でまさかのトランプ勝利になり、ヒラリー・クリントンは敗北しました。ここから女性の敗北が立て続けに発生します。

不幸にもパククネは2016年末には職務停止に追いやられます。

そして2017年7月には日本の民進党の蓮舫代表が辞任に追い込まれます。

それから3ヶ月後の2017年9月末には小池百合子都知事の「排除発言」が飛び出し、2017年10月22日投開票の衆院選で小池百合子率いる希望の党は惨敗し小池百合子は政治生命を絶たれます。

そして2018年には、ドイツのメルケル首相が選挙での敗北を受けて今期限りで引退することを表明。まだ任期が残っているのもかかわらず2019年には公の場で痙攣する様子が報道され健康不安説まで出ています。

「女性の敗北」は社会のためにとても役立っている

このような女性の敗北は悪いことではありません。むしろ社会のために役立ってくれています。

蓮舫辞任のおかげで安倍首相が衆院解散を決断→自民大勝

2017年当時は安倍首相がいわゆる「朝日新聞によるモリカケ報道犯罪」の相手をしていた頃です。当時内閣支持率が低迷していました。しかし蓮舫が都議選の責任を取る形で辞任に追い込まれます。そんな状態の民進党をみて「今なら行ける」と安倍首相と麻生財務大臣が話し合った結果解散を決断しました。結果自民大勝です。

小池の「排除発言」のおかげで野党分裂選挙→自民大勝

さらに小池百合子は調子にのって「排除しないということはございません。排除いたします」と民進党議員の一部しか希望の党に入党させない「排除」発言をしてしまいました。これによって労組(連合)が支援する野党は2つに分裂。結果的に漁夫の利を得た自民党が大勝しました。

テリーザ・メイ前首相が秩序あるEU離脱を達成していたらボリス・ジョンソン政権発足はなかった

メイ前首相が迷走せずにしっかりEU離脱の結果を出せてしまっていたら、彼女はそう簡単に辞任に追い込まれることはありませんでした。むしろEUもメイ氏を支持し長く保守党党首に留まっていたでしょう。

しかし彼女は迷走に迷走を重ねてくれました。それによってEU離脱を望む保守党党員が離れていき、ファラージ党首率いるEU離脱党に票が流れてEU議会選では英国保守党は惨敗しました。これでは次期下院選で保守党が負けてしまうということで、焦った保守党議員がEU強硬離脱派のボリス・ジョンソンを党首選決選投票の候補に残したわけです。結果的に16万人の保守党党員のうち2/3がボリス・ジョンソンに投票し、ボリス・ジョンソンは保守党党首に選ばれ英国首相に就任しました。

つまりボリス・ジョンソン政権を誕生させた最大の功労者はテリーザ・メイ前首相だということです。