日本維新の会、安倍首相の3期9年後に政権を取りたいと総裁任期延長を支持

日本維新の会が安倍首相率いる自民党との協調姿勢を鮮明にしています。

補正予算案が2016年10月4日衆院本会議で可決され通過しましたが、日本維新の会は賛成にまわりました。

国会では多くの議題がありますが、その中でも予算は別格です。予算とは各政策にお金を割り当てることなので、予算に賛同したということは自民党の政策に賛同したということです。

他の法案で野党が賛成することはあっても、同じく強い法的側面がある予算に野党が賛成することはそうそうありません。日本維新の会が他の野党から文句を言われるのも当然と言われそうですが、本来は日本維新の会以外の野党が異常なのであって日本維新の会は正しい対応をしていると思います。

日本維新の会の下地氏、3期9年の安倍内閣が終わった5年後あたりに政権を取りたいと表明

私は今のまま自民党政権が未来永劫続いてくれることを期待しています。本音では日本維新の会も自民党政権のままでいいと考えていると思います。政権運営の核の部分は自民党がやってくれて、その3,4割を日本維新の会が関わることができればそれでも良いと考えているはずです。

でもそれだと弱腰と見られてしまうので、「いつか政権を取る」ということを究極の目標として公言しているわけです。

普通なら民進党のように次の衆院選でも政権を取ると豪語するようなものですが、日本維新の会がすごいのは「安倍内閣が3期9年で任期満了したあとの、2016年からみて5年後に政権を取りたい」と、安倍内閣がしばらく続いて欲しいことを明言していることです。

今現在自由民主党では、2期6年までの自民党総裁任期を延長するかどうかの議論が行われていますが、もうすでに最低でも3期9年になることが事実上確定しています。二階幹事長が「2020年も安倍首相」と明言しているからです。

まだ結論がでていないのにもかかわらず、日本維新の会もそれを認めています。

案の定、日本維新の会以外の野党は「2期6年までにしろ」と、他の家のローカルルールに口を挟むような非礼を平然とやってきています。それに比べたら日本維新の会は本当にまともな野党です。

衆院自民350,日本維新の会100議席が日本の株価維持に理想

次の衆院選が区割り変更前になれば全議席は475議席です。そのうち自民党が単独2/3以上の350議席を取り、日本維新の会か100議席程度をとって、のこり20議席ほどを他の政党で分けあってもらえれば、日本の金融市場にとってこれ以上ないほど好ましくなります。