2016年参院選の議席が確定して27年ぶりに自民党単独過半数の態勢が実現しました。
8月1日にも内閣改造の布陣が明らかになるようです。
安倍首相の目標は稲田朋美さんを次期総理大臣にすること
内閣改造の主たる目的は稲田朋美さんに経験を積ませて安倍路線を引き継いでくれる後継者にすることです。
また安倍首相と考え方が遠い岸田文雄外務大臣は今回で終わりなはずです。
そして、稲田朋美さんが「重要」閣僚に任命されるということで調整が進んでいるとの報道が出ています。
私は稲田朋美さんは外務大臣になると思っています。
3期目の安倍総裁の邪魔になる石破氏と岸田氏は低位のポストで取り込みか
安倍首相は3期目の総裁をやるつもりでいます。そうすれば最低でも2020年まで首相でいることができます。
2018年の総裁選さえクリアできればいいのですが、その邪魔となるのが石破氏と岸田氏でしょう。
特に石破氏は無役で泳がせておくと力を付けてしまうからということで、地方創生担当大臣というどうでもいいポストで閣内に閉じ込めています。
岸田氏も同じように取り込まれるでしょう。
稲田朋美さんは消去法で外務大臣か総務大臣
麻生太郎氏は財務大臣留任です。海外との接点が多い財務大臣はころころ変えてはいけません。
また稲田朋美さんは重要閣僚ということから文部科学大臣、厚生労働大臣、法務大臣、環境大臣は絶対にありません。
防衛大臣も変えてはいけないポストなのに2012年からもう3人目です。中谷氏留任で何の問題もないでしょう。
消去法で考えると稲田朋美さんは外務大辞か総務大臣しかありえません。
経済産業大臣は保守のイデオロギーが必要とされない分野なので稲田さんはないでしょう。稲田朋美さんは教育や国家観、歴史認識の正しさの部分で定評のある人です。経済産業大臣よりかは外務大臣や、内務大臣である総務大臣のほうが力を発揮できます。
あとは不人気で力の弱いポストである厚生労働大臣や環境大臣、法務大臣をちょこちょこ入れ替えるくらいでしょう。
理想は2024年まで安倍内閣、その次が稲田内閣
安倍さんはどうやら2020年までという報道が出ています。私としては2021年か、できれば2024年までやってほしいのですが、さすがに総裁任期4回目までは北方領土奪還か竹島奪還が達成できたくらいの超ド級の成果がないと難しいでしょう。
稲田さんに首相を引き継げるなら安倍さんは2020年まででもいいと私は思っています。