祝!「とりあえず空爆」の好戦派ジョン・ボルトン氏、国家安全保障担当補佐官でトランプ政権入り オバマ時代にスーザン・ライスが務めたポストをジョン・ボルトンが担当

トランプ政権が一年経過しようやくトランプ大統領らしさの出た陣容になってきました。

ものごとが複雑化すると「もう面倒だし綺麗さっぱりさせるためにとりあえず空爆するしかないでしょ」と戦争を好むボルトン氏が国家安全保障担当補佐官になることが決定してくれました。

戦争が大好きな陣営にとってはこの上ない朗報です。逆に、「在イスラエル米国大使館をエルサレムに移転」「イラン核合意破棄」「台湾国への米軍駐留」「北朝鮮への軍事攻撃」といった政策が嫌いな女にとってはもはや明日にでも中央線に飛び込んで自殺するしかないレベルの最悪人事でしょう。

トランプ大統領はここ1年近く、CIA長官のポンペオ氏や元国連大使のボルトン氏と「面接」を繰り返し、トランプ政権への入閣を決めました。去年の人事は時間がないからとりあえずの配置であり、ここ1年政権運営する中で「本命」を見つけ出しその人物に取り替えたことになります。

国家安全保障担当補佐官は重要ポスト オバマ広島訪問が短時間で終わったのも当時の補佐官スーザン・ライスが猛反対したから

大統領補佐官は複数ありますが、その中でも国家安全保障担当は筆頭ポストです。なぜなら、戦争するかどうか大統領が決断するときにその助言をするのがこの国家安全保障担当補佐官だからです。しかも「外交は軍事の延長線上にある」ので、この補佐官は外交でも強い影響力を持ちます。国家安全保障担当補佐官が筆頭である理由は、国家の2大権能は「軍事」と「外交」だからです。

米国では各州政府が合衆国政府に「軍事」「外交」の2つの権限を移譲しています。そのかわり各州は戦争を決断するための議員として上院議員を2名ずつ連邦議会に送り込んでいます。上院が州の人口に関係なく2名ずつなのは、「軍事」「外交」では各州ともお互いに対等だからです。戦争を継続するためには事後的に上院の承認を得なければなりません。このように合衆国政府は各州から「軍事」「外交」を完全に任せてもらっており、それを担当するのが今回ジョン・ボルトン氏が就任する国家安全保障補佐官です。

戦争をするかどうかを大統領に助言する補佐官なので影響力は絶大です。そのポストに戦争大好きなジョン・ボルトン氏が就任するのは恩寵以外の何物でもありません。

このポストはオバマ政権時代はスーザン・ライスが務めていた時期がありました。彼女は徹底的に反日で、オバマ大統領の広島訪問のスピーチ時間を大幅に短縮しようとした人物です。

またトランプ氏が大統領選挙で当選した直後、安倍首相は訪米しトランプ大統領の自宅を訪問して非公式会談をしましたが、そのことで機嫌を悪くしたスーザン・ライスは安倍首相とトランプ大統領の”最後の会談”を立ち話で済ませるようにセッティングしました。しかし実際はその後に安倍首相が真珠湾訪問を決断しハワイで日米首脳会談が開かれました。

2014年にオバマ大統領が来日した際、オバマ大統領は会見で「尖閣諸島防衛のレッドラインはない」と言いました。尖閣諸島についてはオバマ政権は書面による明文化を嫌っていましたが、それもスーザン・ライスの手配です。

今のトランプ政権になってからは、尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲と文書で初めて明文化するほど強硬的になってくれました。

そして今回はこの補佐官をジョン・ボルトンが担当することになります。彼は北朝鮮のみならず、イランに対する先制攻撃も提唱しています。

「台湾国へ沖縄米軍の一部を移管させ台湾国に米軍を駐留させろ」と2017年に論文寄稿したジョン・ボルトン

2017年にはジョン・ボルトンが国務長官になるのではないかと報道され、その次には国務副長官になるのではないかと報道されたり、左翼を翻弄させてきました。

結果的に2017年はマクマスター氏に奪われたポストを今回ボルトン氏が奪還することになったわけですが、彼はもう一つ2017には注目されたニュースがありました。

それは「在沖縄の米軍の一部を台湾国に移管させ、台湾国に米軍を駐留させよ」というものです。これを実施すれば、「台湾国の民主主義を米国が軍事的に守ることができ」さらには「沖縄の負担軽減にもつながる」と指摘しており、日本にとっても米国にとっても台湾にとっても好ましく、損するのは”シナ”しかいないという素晴らしい提案です。

台湾国に米軍が駐留すれば台湾海峡も日米軍事同盟の所有物になります。

河野太郎外務大臣が発言していたように「シナは太平洋と接していない」ので、シナの海軍が太平洋に出ようとしたら、対馬海峡を通過したあとに津軽海峡、宗谷海峡を通るしかありません。

もしくは九州と沖縄のある南西諸島の間か、与那国島と台湾島の間を通過するしかありません。

これらは必ず日本と米国の軍に捕捉され簡単にシナ海軍の艦艇は沈められてしまいます。

そんな中で、唯一日米両軍の目が届かない海峡が台湾海峡です。シナ海軍はこの台湾海峡も失ったらもう海軍を運用できなくなります。

在沖縄米軍の一部が台湾国に移管されることによって「沖縄の負担軽減」「最低でも県外」「理想は国外」といった鳩山由紀夫が提唱した願望さえも達成できてしまいます。

しかし日本の左翼さんは絶対に歓迎できないでしょう。彼らはシナの利益のためにあの気違い活動を基地外でしているので、台湾国に米軍が駐留することは、現在の沖縄に米軍がいることよりも「シナにとって悪夢」だからです。

台湾国への米軍駐留は沖縄の負担軽減に関係なく日本にとっても有り難いことです。それは南朝鮮に米軍基地があるのと同じで、まずは南朝鮮が戦地になってくれるため、南朝鮮は日本の緩衝材になってくれています。つまり銃弾が飛んできたらまずは南朝鮮人を盾にして日本のために死んでもらうというのが今の南朝鮮です。

これに台湾国が加われば、沖縄の米軍とシナが戦争をする前に、まずは台湾国の米軍とシナが戦争してくれます。日本はその次です。このように台湾国が日本の緩衝材になってくれるという意味でもジョン・ボルトン氏の論文寄稿内容は素晴らしいものです。

1950年の朝鮮戦争のときも1914年の第一次世界大戦のときもそうでしたが、日本にとって理想なのは日本以外を戦地として同盟国が戦争をしてくれて、その同盟国が日本から軍備品を購入してくれるというものです。労せずして軍の特需で大儲けできます。

ジョン・ボルトンの仕事は日本以外で戦争を引き起こして、それを1950年の朝鮮戦争のように日本の高度経済成長好景気への起爆剤とすることです。

そして、ジョン・ボルトン就任という人事の引き金となった、南朝鮮の軟弱外交大統領と経済制裁で音を上げ始めたキムには感謝するしかありません。彼らがセッティングした会談のおかげで、トランプ大統領が会談の準備をするために軟弱派を解雇し強硬派のボルトンを起用したからです。ボルトンの補佐官起用という流れを生み出してくれた南北朝鮮の無能な指導者には感謝しています。