石破茂の鳥取島根貧困地域またもや敗北し賊軍へ 石破は2012年総裁選よりも党員票を減らす惨敗 鹿児島での総裁選出馬表明でわざと島根鳥取を敵に仕立てた安倍首相

2018年9月の総裁選は「田舎に強い石破」のはずが2012年総裁選よりも地方票(党員票)を減らしてしまい石破茂の大惨敗となりました。

今回安倍首相はあえて鹿児島県で出馬表明を行いました。安倍首相は山口県出身、そして石破茂の出身地域は「賊軍地域」の鳥取島根です。特に平成研究会(竹下派)の竹下亘会長が朝敵藩だった松江藩をかかえる島根選出であることは重要です。

時事通信が非常に的確な指摘をしています。

安倍晋三首相は、自民党総裁選への出馬を表明する舞台に鹿児島県を選んだ。首相の地元の山口との「薩長同盟」が明治維新の契機となったことにちなんだとみられる。出馬表明に先立つ26日午後、鹿児島県鹿屋市の会合で講演した首相は「しっかり薩摩藩、長州藩で力を合わせて新たな時代を切り開いていきたい」と力を込めた。

ただ、薩長が中心の新政府軍が戊辰戦争で会津藩などを攻め立てた歴史があり、旧幕府軍側だった地域で反発が出る可能性もある

時事通信 2018年8月26日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082600374&g=pol

石破茂の出身は鳥取であり、次に得票率が高かったのは石破のお隣の島根。この両県は合区にされ議席を取り上げられたことによって参政権を奪われた「負け犬自治体」です。

選挙で国会議員を選べなくなった、つまり参政権を奪われてしまって「人権なし」と認定されたのが島根鳥取でした。島根鳥取の奴らが「どうせ死ぬなら石破茂と心中する」と馬鹿なことをしたのも無理もありません。どうせ負けるならと自暴自棄になって集団自決した会津若松にそっくりな負け犬根性が染み付いているのが島根鳥取です。

もともとこの地域は戊辰戦争でも長州(安倍首相の出身地山口県)に歯向かって「朝敵」のレッテルをはられてその後は「賊軍」として徹底的に冷遇されてきた地域です。

だから東北の福島県会津若松を始めとした新潟長岡、そして山陰の島根鳥取にはいまも産業がありません。日本政府(長州出身者)が東北や島根鳥取には投資してこなかったからです。これは今になっても山口県出身の安倍首相と、賊軍地域の石破茂という形で日本を二分しています。

わざと官軍地域の鹿児島で出馬表明し日本を二分させる総裁選にした安倍首相

普通に考えれば党員票を集めるなら47都道府県すべてを味方につけたほうが得です。

しかし石破茂が賊軍地域の出身であることから、わざと安倍首相は「官軍地域」vs.「賊軍地域」に二分させる選挙戦を選びました。

東北のほとんどの県を敵に回して、山口県を除く山陰を敵に回したということです。

これは賊軍地域出身の石破茂への当てこすりです。

政権を担うのは長州出身者であり、賊軍だった朝敵藩だった島根・鳥取には政権は担えないということを包み隠さずに出馬表明のときに「しっかり薩摩藩、長州藩で力を合わせて新たな時代を切り開いていきたい」と発言するほどでした。

あえてこのように敵味方をはっきりさせることで、政府に協力的だった地域は発展し、反政府的な地域は島根鳥取のように過疎になっているという現実を認識させる意図がありました。

石破得票率が高かった山形県は奥羽列藩同盟の中心

東北は震災どころか戦前から今日まで産業がない地域です。理由は会津若松を擁護するため東北各地域が奥羽列藩同盟を形成して山口県・鹿児島県に歯向かったからです。

奥羽列藩同盟は「負け」て崩壊しましたが、その後政府は東北よりも朝鮮半島に投資を集中させ、東北は朝鮮半島よりも優先度が低いほど冷遇されてきました。山陽や九洲に工業地帯が集中したのとは対照的です。

そして山口県を除く山陰があれだけ過疎地になっているのも、徹底的に冷遇されてきたためです。

奥羽列藩同盟を率いた賊軍側の中心的地域が今の山形県でした。山形県は石破茂の得票率が高かった数少ない自治体の一つです。

石破茂支持の地域は過疎地が多い 人口絶対数が少ないため2012年総裁選よりも地方票を減らしてしまった石破

石破茂が過半数を獲得した10県はいずれも過疎地です。つまり比率で過半数をとっても絶対がそもそも少なすぎます。

党員票は日本全国の票をまずは集計して、ドント式で配分します。つまり絶対数が多い地域から優先的に票が割り当てられます。

これは島根鳥取のような過疎地には非常に不利です。

鳥取県の人口は58万、島根県は71万。党員は約1%なのでそれぞれ6千人と7千人程度しかいません。そのうち75%獲得しても日本全体でみれば誤差であり、これが石破が2012年総裁選よりも党員票を減らしてしまった要因です。

島根鳥取は負け犬根性が染み付いてるため「賊軍」になることを好む

面白いのは、もし石破が地方創生に長けているなら地元鳥取やそのお隣島根は大繁栄しているはずです。

ですが島根鳥取といえば、日本で最も過疎ってる何もない県の代名詞として有名です。島根鳥取が過疎ってること自体が、石破が地方創生をした後の目に見える何よりの結果になっているのが面白いところです。

これらの地域がここまで過疎っているのは、以前からこの島根鳥取は同じ山陰の山口県を嫌う反政府的な地域であったため、時の政権に嫌われ投資されてこなかったからです。そのため島根鳥取には産業がなく、仕方なく島根は原発を誘致しました。「戊辰戦争に負けた賊軍地域には原発が集中してる」と言われるのはこういった理由です。嫌われているからここまで過疎になっていると言ってもいいでしょう。魅力がある自治体なら人が集まってくるはずなのにそうはなっていません。自民党内部でも石破派といったら20人しかいない最弱派閥です。しかも結成時から議員数が増えていないのが笑えるところです。

このように「負ける戦」を好むのが島根鳥取の特徴です。世の中には、東京が嫌い、東大が嫌いのように「1位」を嫌う人が多く居ます。いわゆる判官びいきですが、判官びいきの考えの根底には貧乏や過疎を好む「負け犬根性」があり、石破茂や竹下亘とその出身地域島根鳥取のアイデンティティそのものだと言ってもいいでしょう。

会津若松も島根鳥取も、昔から今も常に政府に逆らってきました。石破はそれを「反骨精神」と言っていますが、その結果がいまのように産業がなく経済的弱者で荒廃している会津若松・島根・鳥取です。反映するどころか逆の道をたどっており、島根鳥取にいたっては日本の最弱自治体トップ2につけています。

金融市場には「国策に売りなし」という経験則がありますが、これは「国の方針に逆らって株式投資すると損をする」という狭い意味も含めて、広い意味では「勝ち馬に乗らないと莫大な損失を抱える」ということを指しています。

東北や島根鳥取のような賊軍地域は100年以上前から冷遇され今日の荒廃した姿がありますが、今回の自民党総裁選でも同じ轍を踏んだことは、鳥取島根は自ら貧乏になることを望んで負けることを好んでいるなによりの証拠です。