首相にふさわしい議員、自民党支持者は安倍首相47%石破はたったの18% これでは総裁選で国会議員票どころか党員票(地方票)さえ取れない石破

FNN産経世論調査で、内閣総理大臣にふさわしい人物として、一般国民は石破茂20.4%、安倍首相19.7%とたった0.7ポイントですが石破茂を推しているようです。

しかし、自民党総裁を選ぶ権利を持っている自民党支持者に限ると、安倍首相47.1%、石破茂18.6%と圧倒的大差で安倍首相は石破茂を下しています。

産経新聞社・FNN合同世論調査で「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。

安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。

ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった

産経新聞 http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240057-n1.html

国民全体でみてもたった0.7ポイントしか石破茂は上回っていないわけですが、最も重要な自民党支持者からの支持が低迷している時点で石破茂は死んでいるも同然だということです。

内閣総理大臣というのは自民党総裁が指名されるので、内閣総理大臣になりたいのなら自民党の総裁になることが事実上の必要条件です。

自民党の総裁選で勝つためには自民党所属の国会議員票と、日本全国に100万人いる党員票(地方票)を集めなければなりませんが、自民党支持者からそっぽを向かれている石破茂は国会議員票も党員票も取れない状況です。

自民党という身内から嫌われ、他の政党支持者や支持政党無しの”外様”国民から支持されているだけのかわいそうな自民党議員が石破茂です。

内閣総理大臣は日本全国に100万人居る自民党員が選ぶ 自民党員でない一般国民は内閣総理大臣を選ぶ権利すら無し

村山総理や鳩山総理・菅直人総理・野田佳彦総理を除いて、歴代首相のほとんどは自民党総裁です。

なぜなら自民党の総裁に対して、自民党所属の衆院議員は首相指名で票を投じるからです。

つまり、内閣総理大臣を決定しているのは一般国民ではなく、自民党所属の国会議員と自民党に入党し党員になっている国民です

2012年総裁選のあとに自民党党規が改訂され、日本全国に100万人いる党員票(地方票)の重みが増しました。しかし党員にすら支持されていない石破茂はもはや地方票すらあてにできない状況です。

公明党支持者でさえ石破より安倍首相

産経の世論調査の記事を見るとわかりますが、公明党支持者でさえ石破茂よりも安倍首相の方が「首相にふさわしい」と回答しています。

特定秘密保護法、集団的自衛権の行使を認める安保法、カジノを合法化するカジノ推進法、共謀罪を制定する刑法改正。

今まで安倍首相は公明党が嫌がることばかりをやってきました。

しかし公明党支持者でさえ石破茂よりも安倍首相の方が内閣総理大臣としてふさわしいと考えているわけです。

自民党を支持していない一般国民からすると、権力に歯向かう石破茂は「かっこいい」と映るのでしょう。

国や企業の経営陣などの大きな権威に逆らうことを「かっこいい」として崇めるのは負け犬根性の染み付いた貧乏人左翼にありがちな傾向です。

しかし与党側から見れば、石破茂なんてものは総裁選で安倍首相に負けたかっこ悪い”負け犬の遠吠え”にしか見えません。

石破茂が唯一心の拠り所にしていた「2012年総裁選のとき地方票では勝った」は既に崩壊

2012年の自民党総裁選では、石破茂は党員票では勝っていました。しかし最後の決選投票で石破茂は安倍首相に敗北しました。

決選投票は自民党所属の国会議員のみの票で決まるからです。現在までにおいても、石破茂は自民党所属の国会議員という身内から嫌われています。

このときから、「私は国会議員からは支持されていないが党員には支持されている」と石破茂が勘違いを始めたようで「地方票をもっと優遇すべきだ」と騒ぎ始めました。

国会議員票には期待できないが、党員票(地方票)で安倍首相に勝ったわけだから、党員票をもっと優遇すれば石破茂にも勝ち目があると目論んだようです。

実際に、2012年の総裁選後には党員票が有利になるように自民党の党規が改訂されました。石破茂の狙い通り、党員票(地方票)の重みが増したわけです。

しかし、蓋を開けてみれば内閣支持率が急落している2017年7月の時点でも自民党支持者は安倍首相のほうが「内閣総理大臣にふさわしい」と回答しているわけです。

石破茂が2012年に党員票を取れたのは、まだ当時は野田佳彦内閣であり、安倍首相は第一次安倍政権で一度失敗しているから石破茂に期待する自民党員が多かったのでしょう。

しかし時間は経過し、安倍首相が立て続けに外交安全保障で成果をだし株価も高止まりを維持する中で、石破茂なんてものは自民党員から完全に「株価を下げる要因になる単なる邪魔」としか認識されなくなってきたわけです。

おもしろいのは、石破茂が自分を総裁選で有利にするためにやったはずの「党員票の優遇」が、今になって党員に支持されないという状況になり逆にあだとなっていることです。

石破茂はもう自民党総裁になれない 内閣総理大臣になりたいのなら石破茂は小沢一郎のように集団離党するしかない

先程も記載しましたが、内閣総理大臣を選んでいるのは自民党の国会議員と自民党員です。自民党総裁が内閣総理大臣に指名されるからです。

自民党総裁になれなかったことで自民党を集団離党した負け犬として小沢一郎という人物がいました。彼は自民党総裁にはなれなくても、自民党以外の政党にかついでもらえば衆院で内閣総理大臣に指名してもらえると企んでいた人物です。

しかし結果的に小沢一郎は悲願の内閣総理大臣になれなかったどころか、今となっては政党要件を維持することで精一杯な泡沫政党の党首です。

石破茂が内閣総理大臣になるとしたら、もはや小沢一郎のように自民党を集団離党して民進党・社民党・自由党・共産党に担いでもらうしか方法がないところまで石破茂は追い詰められていると言えます。