小池百合子は都議選で49議席しか取れない惨敗を喫しました。過半数の64議席にかすりもせず届いていない状態です。
これで、ヒラリー・クリントン敗北、南朝鮮の朴槿恵敗北、フランスのマリーヌ・ルペン敗北、英国のテリーザ・メイ敗北に続く5連敗目の「女性の敗北」となりました。
英国下院議会選で過半数割れさせて、他の政党を含めて連立するしかない状況に追い込んだ英国のテリーザ・メイと同じです。
国政選挙で勝てないから地方選で憂さ晴らしをするしかない母子家庭育ちの女
地方選は度々民進党や共産党候補が勝利しています。最近では2016年の新潟県知事選挙で、原発推進派と反原発派が「原発」を争点として闘って反原発派が勝利しました。
このときは反原発派を応援した蓮舫代表が勝利に大喜びしていたわけですが、その後原発再稼働は日本全国でそのまま続いています。結果的に反原発派は敗北しているわけです。
地方選は母子家庭育ちの負け組女のような”マイノリティ”が憂さ晴らしをするための数少ない場ですが、結局は暮らしを変えるのは”条例”ではなく”法律”であり、大きな流れを変えられずに彼女たちは”マイノリティ”のまま苦しみ続けているのが現状です。
地方選が終わっても日欧EPAの流れを食い止められない農民・農協
面白いのは都議選が終わった翌日2017年7月3日早朝に朝日新聞が「日欧EPA、大枠合意の公算 6日の首脳会談へ最終調整」というニュースを配信していることです。
参院選でも東北の農業県で自民党候補が相次いで落選しましたが、結局は日欧EPAやTPP11のように農家と農協を潰すための自由貿易協定推進が続いています。
なんとか日欧EPAを潰したくて小池を持ち上げても着々と進んでしまっているあたりが農協の下手っぷりです。
衆院選は来年2018年でしょうから、子供を産めないまま人生を終えることが確定している小池百合子がどこまで国政に進出してくるのかがとても楽しみです。