南コリアの朴槿恵大統領の弾劾決議案は、総投票数299、賛成234 反対56、棄権・無効9の賛成多数で可決されたようです。
慰安婦合意の蒸し返し間違い無しなので、外務省職員は頭が痛いでしょうが日本経済には何の痛手もありません。むしろ南コリアと日本は産業構造がもろかぶりなので、南コリアが混乱して弱体化してくれることは歓迎すべきことです。
さらに日本にとって最も歓迎すべきことは、パククネが大統領の間に一度も日本の土を踏ませずに済んだことです。下手したら2016年12月19日頃にパククネ大統領が日本に来てしまうところでした。
その直前のこの時期に、パククネが職務停止に追い込まれたのは神風としか言いようがありません。
結局パククネは大統領に就任してから一度たりとも日本に来ませんでした。実績を作るならさっさと来ておけば良かったものをといった感じです。できれば習近平も一度も来ないまま任期を終わることを期待します。
弾劾決議がされた後の裁判所による審議は最長で180日。その後60日以内に大統領選なので、遅くとも春頃には反日大統領が誕生していることでしょう。
憲法裁が弾劾を妥当と判断すれば、朴氏は罷免される。弾劾を棄却したとしても、与党の方針に従い4月に退陣する可能性が高いとみられている。(産経新聞 www.sankei.com/world/news/161209/wor1612090023-n2.html)
日本はこの南コリア空白期間の間に、数々の損切りを行って南コリアとの繋がりを最小限まで切っておく必要があります。
面白かったのは南コリアの国会議員も、「弾劾可決なんて一生に一度お目にかかれるかどうかだ」というノリで議場内でスマホを取り出し撮影していたことです。勿論傍聴席の一般人もひたすらスマホをいじって記念撮影です。
南コリアがこんな窮状に陥るのも納得がいきます。
クリントン敗北に続いて朴槿恵大統領失脚で「女性の活躍」窮地
米大統領選の投開票日を迎えるまでが世界中の「女性の活躍」のピークでした。その流れはヒラリー・クリントン敗北で一気にしぼみます。
朴氏は65年に日韓国交正常化を実現した朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の長女で、2013年2月に韓国初の女性大統領に就任した。(産経新聞 http://www.sankei.com/world/news/161209/wor1612090023-n2.html)
そして第二弾として南コリアの朴槿恵大統領の失脚。次は小池百合子都知事とドイツのメルケル首相に注目です。
朴槿恵大統領弾劾可決も日本は株高円安 経済的影響力皆無な南コリア
米大統領選で金融市場が大きく動いたのと売って変わり、南コリアの弾劾決議案は日本経済になんの悪い影響も及ぼしていません。日本の株式市場が閉じたあとも「日本の」株式指数先物価格は下がってませんし、ドル円も今日進んだ円安を維持。まるで感応度がゼロであり無相関とも言えるこの南コリアの影響力のなさっぷりを逆に哀れんでしまいます。