結局当初のまま有明アリーナ新設 森善朗に勝てず敗北した小池百合子

小池百合子は結局、知事に就任する前から決まっていた有明アリーナ案を容認することを表明しました。つまり何も変わってないわけです。

途中で宮城県と神奈川県横浜市を振り回しただけであり結果は同じ。安倍首相が民主党の海江田万里元代表に「なら民主党政権時代にやればよかった。政治は結果は全てだ」とぶつけて民主党はなにも言い返せなかったのを彷彿とさせます。

やはり無能だった小池百合子 森善朗に完敗

最終的に森善朗会長率いる大会組織委員会が以前から決めていたことを小池百合子がのんだ形です。

費用負担は都民が納付する税と民間の問題であり、森善朗からしたらどうでもいいわけです。なぜなら大会組織委員会はお金を出してもらう立場だからです。資金調達をするのは都の責任範囲だから、有明アリーナさえ作ってくれればお金の問題は大会組織委員会の森会長としてはどうでもいい、どうぞ小池百合子のお好きに、といったところで、もうはじめから小池百合子の完敗は確定していたと言えます。

コストは削減は嘘 過小評価して見積もっただけで実際工事をすれば当初見積もり金額まで増える

結局中身は何も変わってないので、実際工事を始めたら従来通りのコストがかかります。コストを100%正確に見積もることはできず、「おそらく100~150億円かかる」というように見積もりには幅があります。それならば一番コストがかからないという無茶な前提をおいて、一番低い100億円を採用しておこうとなれば誰がやっても当初見積もりコストは低く表明できます。今まではしっかり平均をとったり、最悪の金額をコストとしてはじきだしていたのに、小池百合子はありえないほど楽観的な希望的観測で最も低くなる場合の金額を採用しただけです。中身が変わっていないのだから当然です。

実際のところ小池百合子は何もやっていないどころか時間を浪費しただけで、むしろその分だけ余計に都の予算を浪費したということです。

森善朗が決めていた案と何も変わっていないのだから、安倍首相が言う「政治は結果が全て」からすると小池百合子は何もやっていないことになります。豊洲移転も同じで、時間を浪費しているだけで結局代替地も決めていなければ築地の修繕も決めていない。南コリアのパククネと同レベルの完全無能知事が誕生したと言えます。